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しけた顔してちゃ、運が逃げて上手く行くことも行かなくなっちゃうんだぜ

資本主義のルールを知る「ゼロからわかるファイナンス思考 働く人と会社の成長戦略」

お題「我が家の本棚」

何のために事業をやるか。

何のために利益を出すのか。どの程度の利益が必要なのか。

こういったことが分かっていなかった。

 

PLとBSの繋がりが理解でき、企業価値も理解できた。

企業価値を計算するためのDCF法(ディスカウンテッドキャッシュフロー法)と、その割引率である資本コストWACC(ワック)、実際の収益率ROIC(ロイック)の関連性も理解できた。WACCが、投資商品としての会社が債権者や株主に還元しなければいけない利率であり資本コストであるという説明で非常に腹落ちした。

事業収益がファイナンスの1つであることも、PLとBSが繋がった上で再認識した。

 

そして、一番印象に残ったのはファイナンス脳の特徴。

ファイナンス脳の評価軸企業価値、対してPL脳はPL上の売上・利益。

ファイナンス思考の時間軸は「長期で未来志向であると同時に、自分で定めるもの(自発的)」、対してPL脳は四半期や年度など短期であり他律的

ファイナンス思考の経営アプローチは「戦略的で逆算型」。

将来に得ることを期待するキャッシュを想定したうえで逆算して、投資の是非や、適切な投資ボリュームを決めるのですから、異常に戦略的なアプローチです。

PL脳の経営アプローチは、今期の減益を回避するためのコストカットなど、管理的で調整的なものになりがち。

何の目的かわからないまま、場当たり的に目標達成(PL達成)するのではなく、企業価値(将来得られるキャッシュ)に基づいたコミュニケーションと投資判断を行って、成功すれば上方修正となるような事業運営を心がけたい。